背伸びしてみる景色

5milli/みっしゃん/そのほか

ボロフェスタ2019

数年ぶりにボロフェスタのお手伝いをしました。ええ、数年ぶりなんです、とあらゆるひとへお伝えしていましたが、落ち着いてGoogle検索など行ってみた結果、どうも10年ぶりぽいんですよね。だって「つじあやの」って物販ポップ作った記憶あるからさ…。10年ぶり…。まじですか。

ちなみに今年は「クリトリック・リス」ってポップを作って、人生でこのお名前を手書きする日が来るとは思わなかったなおれ…としみじみしました。ありがとうございました。

 

ご存知ない方のために、ボロフェスタとはなにかを説明します。

京都で毎年秋に行われる音楽フェスイベントですが、企画から運営、装飾に至るまですべてが手作り、ノー資本参入、おとなの学園祭。

出演者はバンドやシンガーに限らずヒップホップっぽいひとたちやアイドル、伝説の盛り上げ師などなど。ステージの合間には流しそうめんや大縄跳びもあります。

運営の大きな部分を担うボランティアスタッフは、高校生大学生専門学校生フリーターニート無職社会人バンドマンなどなどあらためてその中に入ってみるとむちゃくちゃ多彩なすごい場所です。

フェス、とかイベント、という言葉ではおさまりがつかない。すごい場所。こういう場所があって、そこへ飛び込んでいきさえすれば、日常がつまらないなんてことはないと思えるんです。

10年前とは集まる顔ぶれが大幅に変わっていましたが、おもしろいことするぞ、という現場の空気はまったく変わらないし、なんならパワーアップしていると感じました。熱意に経験と技術が追いつき、そこへ新たな熱意が追い焚きされていく。おそろしい。

 

今年のイベント自体についてはボロフェスタ公式ブログ(http://borofesta.blog.jp/)はじめいろんな人たちがレポートしてくださっているので割愛、というか体力削れすぎてよくおぼえてません、賄いのごはんがおいしかったです、いろんなお友だちに会えて嬉しかった。とにかくお疲れさまでした。

KBSホールの撤収作業が終わった夜、点灯したステンドグラスを真下から仰ぎ見ることができたのは感無量で、目の裏で涙が出ました。
同時におおいに僭越だなあと胸が痛くなったのは、あれはステージに立つ人の特権だと思っているから。でも、ありがたいことだしきっと一生忘れません。
人生何が起こるか想像もつきませんが、たくさんの人たちとのまた来年、が実現しますように。と思っています。生きることをがんばろう。

f:id:hatta05meili:20191029155205j:image